Fire

【感想】Die with ZERO

ゼロで死ね(直球)

ネットや書店でうわさの「Die with ZERO」を読んでみた。

果たして新たな気づきはあるのか。こういう外国の本を翻訳したやつってなんか微妙なんだよな....

と読む前は思っていた。

が、実際は今後のFire計画にも影響を及ぼす、大きな収穫があった。

今回はその収穫をご紹介する。

・老人になる程使う金は減る(医療費含めても)

まず一つ目の衝撃事実。

歳をとるとそもそも金を使う欲求が減る。

旅行も億劫になる。物欲もなくなる。食欲もなくなる。

その結果、なんと老人になった際の医療費増を考慮しても、トータルの消費額は減るという。

これがどういうことかというと、例えばFireするためには月30万使用して、それを目安として必要資産を逆算する。

しかし、その月30万は固定でなくていいのだ。老人になった際には月25万で計算してもいいかもしれない。

そうすることで、Fireに必要となる資産の額も減る可能性が高い。これは私にとって朗報である。

まあ確かに・・30代の今でもこんなに欲がないのに、たしかにじじいになったらもっと欲減るだろうな。

ということで、年寄りになったあとの支出を見直し、Fireに必要な資産を再計算するきっかけを与えてくれた(まだしてないけど汗)

・もしもの時の医療費なんて用意する必要がない。

二つ目の事実。というか考え方かな。

仮に莫大な医療費(1日500万!)がかかるとして、その500万を貯めるために使った30代の2年間と同価値なのか?

さっさと死んで30代の2年間を有意義に過ごすべきだろ?

そう、そんな高額の治療を受けるくらいなら死ねばいいという考え方だ。

これはまさに目から鱗。実際に死にかけになった時の自分には申し訳ないが、じじいの自分の延命より今の自分に注力することにした。

これで余剰資産をもたずに済む。Fire計画も数年早まること間違いなし!(まだ計算していない)

・金より健康

金は複利で増える。

体の不調も複利で増える。

健康を疎かにするとダメという内容。

確かにそうだ。若くして病気で死んだら意味ないし、もし長生きしても死にかけピクピクの時間なんて意味がない。

金に腐心するのもいいが、健康まで削るのはやめようと思った。

なにより、金持ちはみんな運動している(らしい)。健康な人生をしゃぶり尽くす云々の考えがとても貪欲でいいと感じた。

・金で時間を買う

洗濯の外注。掃除の外注。外注して自分の時間を確保せよと書いてあった。

自分には外注するほどの余裕はないが、時短家具がこれに該当すると感じた。

例えば炊飯器で米炊いて冷凍保存する。

加湿器に水を自動補充してくれる。

床が汚くてもルンバが動いてくれる。

このへんの機能をカバーできる家電が登場したら、私も是非とも購入してみようと思った。

・終わりに

いろいろ書きましたが、80%くらいの内容は「若い時に過度な節約するな」「経験に金を使え」みたいな内容。何回も言われすぎてくどかった。

こういうのは実戦あるのみなので、早速経験に金を使うために飛行機に乗ってみました。(いつもは新幹線)

飛行機は早いね....めちゃくちゃ早い。大阪東京70分。しかも景色も楽しめる。日本地図を上から眺めてるみたいな感じですめちゃくちゃ楽しかった。

ただ出発前に最低20分は確保する必要があったり(国内線で)、料金が見るたびに変動したりそもそも空港まで遠いことがわかった。

結果としては、それらのデメリットメリットのバランスを考慮して、使える時に飛行機を選択肢として挙げることができるようになった。

やっぱ経験は大事やな!

これからも経験に金を使うことを意識していこうと思う。

結論:飛行機は神

以上

-Fire

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