松井証券というと「投資信託のポイ活」でよく名前が挙がりますが、正直に言うと私自身はIPO(新規公開株)の申込にしか使っていません。この記事では、私の実際の使い方に加えて、世間でよく知られている投信ポイ活の使い方、そしてIPOをやる人なら知っておくべき「当選後に買わないとどうなるか」というルールをまとめます。
私の使い方:IPO専用口座
松井証券は1人1口座まで、IPOの抽選チャンスがある証券会社のひとつです。私は複数の証券会社でIPOに申し込んでいますが、松井証券はその中の1つで、IPO以外の用途(投資信託の積立や信用取引など)は特に使っていません。
一般的な使い方:投信残高ポイントサービス
松井証券には「投信残高ポイントサービス」という、保有している投資信託の残高に応じて毎月ポイントがもらえる制度があります。業界最高水準をうたう還元率で、対象はeMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックス投信からアクティブ投信まで幅広いのが特徴です。
| ファンド例 | 還元率の目安 |
|---|---|
| インベスコ 世界厳選株式オープン(為替ヘッジなし)毎月決算型(通称「世界のベスト」) | 0.8%程度 |
| eMAXIS Slimシリーズなど低コストインデックス投信 | 銘柄によって異なる(公式の対象銘柄リストで要確認) |
| 残高に応じた還元の上限 | 最大1%程度(銘柄・キャンペーンにより変動) |
このサービスはキャンペーンページからの毎月のエントリーが必要な点に注意してください。エントリーを忘れると、その月は対象外になります。
「世界のベスト」はアクティブ運用の投資信託です。私自身はインデックス投資中心でアクティブ投信を保有していないため実践していませんが、投信の残高を活かしてポイ活したい人にはよく使われている方法のようです。
IPOをやるなら知っておきたい「当選後に買わないと半年ペナルティ」
松井証券のIPOルールで地味に重要なのが、「当選」したのに購入申込をしなかった場合のペナルティです。
- 需要申告の抽選結果が「当選」となった銘柄で購入申込をしないと、その後6ヶ月間、IPO・POの抽選対象から除外されます
- 「補欠当選」の場合はこのペナルティの対象外です
- 需要申告を行わず購入申込から参加できる銘柄も対象外です
- ペナルティ期間中でも申込自体は可能で、状況によっては当選することもあります
「当選したのに冷やかしで買わない」ということを防ぐルールで、真面目にIPOに参加している身としては、むしろ良いルールだと思います。当選確率を無駄打ちで下げられたくない人には歓迎できる仕組みです。
2026年10月〜:投信のポイントが増えるキャンペーン
2026年10月1日〜2027年3月31日は、松井証券とアセットマネジメントOneの共同キャンペーンで、対象の投資信託なら「投信残高ポイント」と「クレカ積立」のポイントが上乗せされます(松井証券のキャンペーンページ)。
| キャンペーン | 内容 |
|---|---|
| ① 投信残高ポイント増量 | 対象の投信の残高に、年0.22〜0.625%を上乗せ。通常分と合わせて最大年1.17%(上乗せ分は月20,000ポイントまで) |
| ② クレカ積立の還元率増量 | 対象の投信をクレカ積立すると、2%を上乗せして最大3%(JCBオリジナルシリーズのカードが対象。2027年4月末ごろにまとめて付与) |
| 対象の投資信託(5本) | ①の上乗せ(年率) |
|---|---|
| たわらノーロード フォーカス アドバンスト・レバレッジX(NASDAQ100&ゴールド) | 0.625% |
| たわらノーロード フォーカス アドバンスト・レバレッジX(NASDAQ100) | 0.625% |
| たわらノーロード フォーカス 米国超大型テクノロジー7 | 0.365% |
| たわらノーロード フォーカス 防衛・航空宇宙 | 0.335% |
| たわらノーロード フォーカス AI | 0.220% |
- 参加にはキャンペーンのエントリーと、投信残高ポイントサービスの毎月のエントリーの両方が必要
- 対象はレバレッジ型やテーマ型の投信だけで、オルカンやS&P500のようなインデックス投信は入っていない
レバレッジ型やテーマ型の投信は、値動きがかなり大きい商品です。ポイントの上乗せより、商品そのもののリスクをよく確認してから選んでください。私は松井証券をIPO専用で使っているので、このキャンペーンは使っていません。
2026年10月〜:NISA・こどもNISA応援プログラム
松井証券では、2026年10月1日から「NISA・こどもNISA応援プログラム」が始まっています。新しく口座を開いて、クイズに正解すると、1人最大2,000ポイント(松井証券ポイント)がもらえます。親子で開けば、合わせて最大4,000ポイントです。
| 対象 | 条件 | ポイント |
|---|---|---|
| 18歳以上 | 総合口座を新しく開設+クイズに正解 | 1,000pt |
| 総合口座とNISA口座を新しく開設+クイズに正解 | 合計2,000pt | |
| 18歳未満 | 未成年口座を新しく開設+クイズに正解 | 1,000pt |
| 未成年口座とこどもNISA口座を新しく開設+クイズに正解 | 合計2,000pt |
- 期間:2026年10月1日〜(終了日は公式ページで確認)
- クイズの回答期限:口座開設の翌々月まで
- ポイントの付与:クイズに正解した日の翌月下旬ごろ
キャンペーンの条件は変わることがあります。申し込む前に、松井証券のキャンペーンページで最新の内容を確認してください。
そもそも「こどもNISA」とは
こどもNISAは、2027年1月から始まる、子ども向けのNISAです。以前あったジュニアNISAより、かなり使いやすくなっています。
| こどもNISA | (参考)ジュニアNISA | |
|---|---|---|
| 対象 | 0〜17歳 | 未成年(2023年末で新しい投資は終了) |
| 年間に投資できる額 | 60万円 | 80万円 |
| 非課税で持てる上限 | 600万円 | 400万円(80万円×5年) |
| 非課税の期間 | 無期限 | 原則5年 |
| 払い出し | 12歳以降は、子の同意など一定の条件で可能 | 原則18歳まで不可 |
| 買えるもの | 長期の積立・分散投資に向く一定の投資信託 | 株式・投資信託など |
松井証券では、こどもNISAの口座開設の申し込みを2026年10月から受け付けています。ただし、手続きが完了するのは2027年1月以降です(制度の概要:大和総研)。
こどもNISAの細かいルールは、今後の法令などで決まる部分もあります。最新の情報は、金融庁や各証券会社の案内で確認してください。
口座開設について
松井証券の口座開設は、公式サイトの申込フォームからスマホ・PCで完結します。詳しい手数料体系はこちらの記事でも触れているので、あわせてどうぞ。
まとめ
- 松井証券はIPO用の1口座として使うだけでも十分価値がある
- 投信の残高を活かすなら「投信残高ポイントサービス」(毎月エントリー必須)
- IPOで「当選」して買わないと半年間抽選対象外になるので要注意(補欠当選は対象外)
関連記事
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。
※本記事は情報提供を目的としており、投資・金融商品の購入を勧誘するものではありません。最終的な判断はご自身の責任のもとで行ってください。