IDAREから、個人情報が漏えいしたという通知が届きました。運営会社のFivotが2026年10月13日に発表した不正アクセスで、約13万人分の情報が漏れたそうです。
私はIDAREに80万円ほどの残高を置いていて、ほかのカードが使えないときの「最終手段」として使っています(IDAREの出口戦略)。通知を読むと、私は氏名・住所・本人確認書類の番号まで漏れた側でした。何が漏れて、何が漏れていないのか、そしてどうするのかをまとめます。
何があったのか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表 | 2026年10月13日(運営:Fivot) |
| 人数 | 12万9,659人(退会した人も含む) |
| 期間 | 2026年8月10日〜9月27日に、何回かに分けて取られた |
| 原因 | カスタマーサポートなどに使っていた外部のソフトウェアの弱点を突かれた |
| 不正な取引 | 今のところ確認されていない(個別の通知より) |
(Impress Watchの記事と、私に届いた個別の通知より)
漏れた情報・漏れていない情報
| 内容 | |
|---|---|
| 全員が対象 | 電話番号、メールアドレス、生年月日、ユーザーID、表示名、残高、取引履歴、IDAREカードの名義と有効期限 など |
| 一部の人が対象 | 氏名、住所、性別、本人確認書類の番号、IDAREカード番号の下4桁、入金用クレジットカード番号の一部(先頭6桁と下4桁) など |
| 漏れていない | ログインパスワード、IDAREカード番号の全桁、セキュリティコード、暗証番号、入金用クレジットカード番号の全桁、本人確認書類の画像 |
私に届いた個別の通知では、「一部の人が対象」の項目まで含めて漏れていたと書かれていました。本人確認書類の番号は、マイナンバーカードの場合は「有効期限」が該当し、マイナンバーそのものや画像は漏れていないそうです。
残高80万円は、そのまま置いておく
私は、残高はそのまま置いておくことにしました。通知を読むかぎり、今回の漏えいで残高がすぐに危なくなるわけではないからです。
- ログインパスワードは漏れていない。しかもログインには多要素認証が必須なので、漏れた情報だけでは他人がログインできない、とされている
- カード番号の全桁・セキュリティコード・暗証番号も漏れていないので、漏れた情報だけでIDAREカードを使われることはない
通知でも、万が一の不正利用には補償するとされています。残高を70万円未満に減らすと、IDAREランクのプラチナ(残高ボーナス年2.2%)から外れてしまうこともあり、置いたまま様子を見ます。
もし公式から残高を出金するよう案内があったら、そのときは出すつもりです。
入金用クレジットカードは、作り直さなくていい?(10月15日追記)
10月15日、IDAREが「入金用クレジットカード番号の一部(先頭6桁と下4桁)が漏えいした場合について」という説明を出しました(IDAREのよくある質問)。
- 先頭6桁と下4桁だけでは、カードで決済はできない。真ん中の番号・有効期限・セキュリティコードは漏れていない
- カードの再発行は必須ではない。不安なら、IDAREかカード会社に相談
- 利用明細を確認して、身に覚えのない利用があれば、すぐにカード会社へ連絡する(補償の期間はカード会社ごとに違う)
- カード会社を名乗る連絡で、カード番号の全桁やセキュリティコードを聞かれても答えない
同じ日に届いたIDAREからの個別のメールでも、残高は安全に保全されていて、サービスは通常どおり使えると書かれていました。入金用のカードの明細も、マネーフォワードで確認しています。
いちばん気をつけたいのは「IDAREを名乗る連絡」
今回は、名前・住所・電話番号・メールアドレス・残高・取引履歴までセットで漏れています。これだけそろっていると、「IDAREです。お客様の残高80万円について確認が必要です」のような、本物らしい詐欺の連絡が作れてしまいます。
通知によると、IDAREがメール・SMS・電話でパスワードや暗証番号、認証コードを聞くことはないそうです。問い合わせは、アプリの中の「お問い合わせ」からだけです。
今のところ、私のところに怪しいメール・SMS・電話は来ていません。
取引履歴は、IDAREと連携しているマネーフォワードでいつも見ているので、身に覚えのない取引があればすぐ気づけるようにしています。
IDAREを使っている人が、やっておきたいこと
- アプリで取引履歴を確認する。身に覚えのない取引がないか
- 使わないときはカードをロックしておく。IDAREはアプリからカードのロックができる
- IDAREを名乗るメール・SMSのリンクは開かない。確認したいときは、自分でアプリを開く
- 入金用のクレジットカードの明細も、しばらく気にしておく
実は、前にもIDAREカードを不正利用されたことがある
2025年1月、IDAREカードで身に覚えのない「リカーリング取引」(定期的な引き落とし)がありました。そのときは、すぐにアプリでカードをロックしました。今回の漏えいとは別の件です。
ポイ娘のひとこと:今年は、ローソンIDやらしんばんなど、利用しているサービスからの漏えいの通知が続いています。自分で防げない漏えいがある以上、パスワードの使い回しをしない、多要素認証をオンにする、怪しい連絡は自分でアプリを開いて確かめる、という基本を続けるしかないと思っています。自分のブログで取った対策はブログを守るためにやったことに書いています。
まとめ
- IDAREで12万9,659人分の情報が漏えい(2026年10月13日発表)
- パスワード・カード番号の全桁・暗証番号は漏れていない。今のところ不正な取引もなし
- 私は氏名・住所まで漏れた側。でも残高80万円はそのまま置いておく
- 一番の注意はIDAREを名乗る詐欺の連絡。リンクは開かず、自分でアプリから確認
※本記事は2026年10月14日時点の情報です。最新の状況はIDAREのアプリ内のお知らせで確認してください。