野村證券に預けている投資信託を担保にお金を借りられる証券担保ローン「野村Webローン」を使っています。使い道は、優待クロスの資金や、銀行の残高キャンペーンのように一時的にお金が必要なときです。この記事では、実際に使ってみてわかった仕組みと注意点をまとめます。
金利や条件は変わることがあります。この記事は2026年9月時点の情報です。申し込む前に、必ず野村信託銀行の公式ページで最新の情報を確認してください。
私の使い道:一時的に必要なお金だけ
ずっと借りっぱなしにしているわけではなく、短期間だけお金が必要なときに借りて、終わったら返しています。
- 優待クロスの資金(権利日前後だけ必要な資金)
- auじぶん銀行の、毎月20日時点で50万円の残高が条件になるキャンペーン
- JRE BANKの優待券の判定日(6月25日・12月25日)の残高ステージ(JRE BANKの4割引優待券の記事)
- ソニー銀行の新規口座開設キャンペーンで、9月末に100万円の残高が条件になったとき
投資信託を売らずに現金を用意できるので、売って買い直す手間や税金、タイミングのずれを気にしなくていいのが一番のメリットです。
野村Webローンの基本
| 項目 | 内容(2026年9月時点) |
|---|---|
| 提供 | 野村信託銀行 |
| 担保にできるもの | 野村證券に預けている株式・投資信託など(NISA口座のものは対象外) |
| 借入額 | 10万円〜5億円(担保の評価額と、自分で設定した極度額の範囲内) |
| 金利 | 年2.40%(2026年7月15日から・変動金利)。借りる金額で金利は変わらない |
| 利息 | 6か月ごとの契約更新日に元本に組み入れ(毎月の支払いはなし) |
| 返済 | ネットで元本の一部返済(1円単位)または全額一括返済 |
担保にできる銘柄は担保対象銘柄一覧(公式)で確認できます。
楽天証券ではなく野村にした理由
- 楽天証券の証券担保ローンでは、投資信託を担保にできない(楽天証券の証券担保ローンに申し込んだ話)
- 楽天は金利の決まり方がややこしい。野村はいくら借りても金利が同じでシンプル
持っている投資信託は野村に移管して担保にしました。移管のやり方と注意点は投信を野村に移管した話にまとめています。
申し込みの流れ
- 野村證券の口座を開く(すでにあればそのまま)
- 野村信託銀行の口座を開く。野村證券の口座があれば、オンラインですぐに開けた
- 野村證券のオンラインサービスから野村Webローンを申し込む
- 担保にする銘柄を選び、極度額(借りられる上限)を設定する
- 必要なときにネットで借りる
野村證券で信用取引口座やFX口座を持っていると、野村Webローンは申し込めません。つまり、ローンを使っている間は野村で信用取引ができません。優待クロスの信用売りは、楽天証券やSBI証券など別の証券会社で行いましょう。
金利は上がってきている。優遇キャンペーンもチェック
野村Webローンは変動金利で、市場の金利の動きがかなりすぐに反映されます。最近は金利がどんどん上がっています。
私の今の金利は1.9%で、通常より安くなっています。野村證券の「あんしんスイープ」(野村證券と野村信託銀行の間でお金を自動で移すサービス)を契約した人向けの、野村Webローンの優遇金利キャンペーンが適用されているためです。
このキャンペーンの優遇金利は期間限定です(2026年のキャンペーンは10月14日まで適用)。期間が終わると通常の金利に戻るので、キャンペーンの内容は野村證券のキャンペーンページで確認してください。
利息は半年ごとに元本に上乗せされる
利息は毎月払うのではなく、6か月ごとに借入元本に組み入れられます。毎月の支払いがないので手間がなく便利です。
ただし、利息も元本に上乗せされて、そこにまた金利がかかります。一時的な用途で借りたなら、用が済んだら早めに返すのがおすすめです。返済は自分でネットから入金して行います。
一番の注意点:担保が下がると強制的に売られる
証券担保ローンで一番怖いのは、株価が大きく下がって担保が足りなくなることです。野村Webローンでは、担保の評価額が借入額に対して70%を下回ると、決められた時点までに回復しない限り担保の投資信託が売却されます。
もし暴落のタイミングで売られてしまうと、その後の回復で戻るはずだった分を全部捨てることになります。これが一番避けたいことです。
- 借りすぎない(担保の評価額にかなり余裕を持たせる)
- 一時的な用途だけに使い、用が済んだらすぐ返す
- 相場が大きく下がったときは、一部返済できる現金を用意しておく
まとめ
- 野村Webローンは、野村證券の投資信託を売らずに現金を用意できる
- 使い道は優待クロスや銀行の残高キャンペーンなど、一時的に必要なお金
- 金利は借入額に関係なく一律。あんしんスイープの優遇キャンペーンもある
- 利息は半年ごとに元本に組み入れ。毎月の支払いはない
- 野村で信用取引口座を持っていると申し込めない
- 一番の注意は担保割れによる強制売却。借りすぎないこと
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※本記事は情報提供を目的としており、投資・金融商品の購入を勧誘するものではありません。最終的な判断はご自身の責任のもとで行ってください。